不動産管理会社の重要性

収益不動産を保有するにあたり一番大事なのは管理会社です。

自主管理をされるオーナー様もいらっしゃるかと思いますが、
大半のオーナー様は管理会社に管理を全ておまかせする事でしょう。

近年の少子高齢化や人口減少により、よりよい賃貸経営をするためには管理会社の腕次第となってきており、その割合も年々大きくなってきていると感じます。
特に空室対策においては千差万別。

空室を1日でも早く埋めること、1日でも長く入居者様に住んでいただくこと、本日はその2つから考えていきます。

まずは空室を埋めること。
こちらは退去が決まった際に空き予定として次の入居者を募集するスピード、
空室になり内装を完了し即入居にする、
仲介業者様へ空室を周知する発信力、
2か月以上空室になった際に何かの改善を試みること、
全てにおけるスピード感が重要になるかと思います。
何か一つ遅れるだけで工程が遅れ、チャンスの逃す可能性が増えます。
これが機会損失です。
管理会社としていかにチャンスを広げられるのか、それが入居率につながります。

そしてももう一つの入居者様に長く住んでいただくこと、
最近掲げる会社も増えてきているテナントリテンションの考え方です。
退室になると内装や広告料、募集など多々手間もお金もかかります。
今住んでい頂いている善良な入居者様にできる限り長く住んでいただきたいものです。
それはすなわち、入居者様の満足度を高めることが重要となります。
お部屋の気になる点があった際にすぐ管理会社が対応すること、
お部屋の設備を近隣より良い状態にすること、
共用部などのサービスを充実させることが大切です。

お部屋の対応は管理会社の本業です。
連絡したけど対応してくれない、近隣トラブルが改善しない、ゴミ出しマナーが悪い、共用部の電気が切れている、そもそも電話の対応が悪い。。。etc
こういった不満を持ってしまうと、入居者様の退去原因につばがります。
お部屋の設備についてはあまり入居中に提案を行わないオーナー様も多いですが、
入居中の時こそチャンスかと思います。
北海道はエアコンのついていない建物もまだまだ多いため、エアコンを設置する。
TVモニターホンやウォシュレットを新しくする、インターネット無料設備を導入する。
などを入居中にリニューアルすると喜んでいただけるでしょう。

共用サービスについては最近の必須項目になっているインターネット無料設備の導入、宅配ボックスの新設、などです。

空室をゼロにすることは可能ですが、
退室をゼロにすることは不可能です。
そのため入居者満足度をおろそかに考える方もいらっしゃいますが、
2つの視点から考えることでより良い賃貸経営が行えるものと思います。

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