「DIE WITH ZERO」から考えること

今年入ってから数冊本を読んでいますが、
思い返す中で心に残っている本を紹介します。

「DIE WITH ZERO」
ゼロで死ね、という過激な意味になりますが、中身はとても考えさせられる内容でした。
増刷を繰り返されているだけある本だと思います。

特に「今しかできないことに投資する」というものには凄く感銘を受けました。
年齢と共に「お金の価値」は低下するということも書いてあり、お金は使うタイミングによって価値が変わるということです。自分達はいつまでも同じ世界が続くと考えがちですが、実際は違います。自分自身は年齢とともに肉体的精神的に変化し、それを取り巻く環境も変化しています。若いときにしかできない経験、それはお金がかかったとしてもやるべきです。10年後20年後にやろうと思っていてもできない可能性があります。それは自分と世界に変化があるからです。

時代の変化・自分自身

まずは自分自身の視点から考えてみます。
前提として人は必ず老いていきます。私の夢はスイスに行って山登りをすることでしたが、一昨年に叶えることができました。写真でしか見たことのない景色を見たい、いつかスイスの山を直接感じたいという目標でしたが、これが10年後20年後では体力と気力の面であきらめていたかもしれません。スイスではたくさん歩き、山に登り、食事や観光を楽しみました。本当に最高の思い出となりましたが、この感情はもしかしたら歳を重ねると違うものになっていた可能性があります。新しい場所と言語のストレス、食事との相性、北海道からスイスへの長時間移動、肉体的な疲れ、不安、孤独。。。ネガティブな感情のほうが大きくなっていたかもしれません。若いうちにしかできないこと、今やろうと思えばできることを理由を付けて先延ばしにしてしまいますよね。いつかやりたいではなく、それが今できることならすぐに実行するべきです。

時代の変化・経済

私が生まれたのは1986年、まさにバブル真っ只中です。好景気に日本が踊り狂っていた中、長くは続かず5年ほどで弾け飛んでしまいました。昭和、平成、令和と元号も移り替わり、街並みも大きく変わりました。小さいころにあったブラウン管テレビは現在なくなり地デジ化され、ビデオもDVDもなくなり、テレビよりもネット配信が主流となりました。小学生の頃はカセットテープに音楽を入れ、中学生の時はCDをレンタルしてMDコンポで録音をしてMDウォークマンを持ち歩き、それがipodへと変わり、現在はスマホ一つとなりました。連絡手段は自宅の固定電話しかなかったものが、ポケベル、ピッチ、携帯電話、スマホと変化しました。仕事ではFAXやワープロからパソコンへと変化し、インターネット環境は必須で今はあらゆる業界でAIが進化し続けています。車はガソリン車からハイブリット車、そして今はEVへと移行、全自動運転もすでに海外では実装されています。昔は映画や小説など架空の物語でしか想像できなかったAIの世界がもう始まっています。経済市場において最新だったものが10年後には存在しなくなっているなんてことが当たり前なのかもしれません。

時代の変化・世界

戦後から考えてもこの80年で世界情勢は大きく変化しています。海外旅行も気軽に行ける時代になりましたが、世界各地では戦争が今でも続いています。ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、そして最近の日本は中国との関係が悪くなっています。渡航禁止の国や危険な地域も増え、自分の状況とは関係なく旅行できなくなる可能性は常に存在しているわけです。さらに自然災害などでも風景や街並みは見られなくなってしまうかもしれません。世界は自分の意思とは関係なく変化を続け、大きな流れには個人が抗えないようになっていると感じます。

まとめ

大事なのは「今を生きる」ということだと思います。
かっこつけている言葉に聞こえるかもしれませんが、これは未来を考えずに過ごすという意味ではなく、順位をつけるのであれば一番大事にするのは今この瞬間ということです。
未来のために投資を行い、困らない生活をしたいという目標は重要です。お金がないと何もできません。投資は原資がなけば大きく増やすこともできないため、コツコツと時間を味方につけて地道に増やす必要があります。
しかしながらそこで考えてほしいのは、未来のために今したいことを我慢をするということは深く考えて結論を出さなければいけないという問題です。将来のために今欲しいものや行きたい場所へ行くのを我慢してでもお金を貯めるということは、結果的に機会を失っている状態です。
自分がしたいことを明確にして今を大切に人生を過ごしていきたいと思います。

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