以前家賃の価格についてお話致しましたが、今回は売却価格についてです。
高く売れたほうがいい、それは当然です。しかしながら不動産価格については需要と供給のバランスがあり、市場の影響により相場が変動があります。ではどのように売れるのがベストなにか、少し考えてみましょう。
売り出してすぐ売れた場合は損している
これは賃料設定の時と同様ですが、不動産の売却を開始してすぐ売れる場合、設定価格がそもそも安すぎるケースが多いです。これは本来であればもっと高く売れるものを安く売ってしまったということです。非常にもったいないお話ですよね。圧倒的に売主が損をしています。実際に悪意のある不動産会社が多いということでもあり、買いたい顧客を抱えていて、その人に売るために現在の所有者へアプローチをかけ、物件を安く売らせている状況です。
適正な売却速度とは
早急に現金化したいなど特別な事情があるケースを除き、高めから売却を開始して3か月程度は様子を見た方がいいです。その後動きを見ながら少しずつ値下げを行うのがベストな手段だと考えます。そのように考えると実際に売却を完了するまで半年程度かかることは想定していたほうがいいと思います。
査定には意思の共有が重要
不動産会社の査定にはいくつか傾向があります。売主のことを考え高く売却できるよう動く、利益のために安く買い取りを行う、買主を優先し相場より安く査定する、両手仲介のため情報をオープンにしない、などです。もちろん相場価格を度外視して高く売却することは好ましくありませんが、不動産に限らず商品にはその時の適正価格があります。10年前と違い不動産価格は高騰しています。もちろん貨幣価値が違うためメリットばかりではありませんが、物には適正な値段が存在するということです。適正な価格で必要としている人へ売却をし、買主が適切な不動産投資を行い未来を作っていく、それが収益不動産売買のあるべき正しい姿だと思います。

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